Natsuki Kurimoto × Fumie Sasai × Takeshi Igawa : Form of Urushi

艸居では、12月4日(金)から12月13日(日)まで、「うるしの造形」と題し、栗本夏樹先生、笹井史恵先生、井川健先生による漆芸家3人展を開催いたします。先生方は、現在大学にて後進の育成にとどまらず、国内外においても漆芸家として活躍し注目され、常に新たな現代の漆の可能性を模索し、立体造形の制作を続けておられます。

 

漆は日本では伝統的な塗料として様々な分野に活用されてきましたが、先生方は、この枠にとらわれない漆を用いた自由な造形的発想から制作を進め作品を発表しており、本展でも三者三様の「うるしの造形」をお楽しみいただけるかと思います。

 

また、今回の展覧会に合わせまして「世界に発信する漆の造形」と題しまして、先生方3人による特別講演会を予定しております。漆をとりまく背景から、現在における漆をとりまく状況、そして今回の3人展が持つ意義や今後の展開について存分に語っていただくことにより、皆様の「うるし」に対する理解を深め、より興味を持っていただける絶好の機会になるかと思います。ふるってご参加いただければと思います。