三島 喜美代 個展

京都 - この度、艸居と艸居アネックスにて「三島喜美代 個展」を開催いたします。艸居(京 都市東山区古門前通大和大路東入ル元町 381-2)と艸居アネックス(京都市中京区一之船入町 375 SSS ビル 3F)の2会場での展示となります。つきましては、内覧会を艸居にて、2 月 14 日(水)11AM から 3PM までブランチ形式で開催いたしますので、みなさまにぜひご高覧い ただきたくご案内申し上げます。会期は 2 月 15 日(木)〜4 月 17 日(水)です。艸居、艸居 アネックス、SOKYO ASTUMI(天王洲)、SOKYO LISBON(リスボン、ポルトガル)、海外 アートフェアでの個展に引き続き、本展は 10 回目となります。 

 

具象絵画から始まり、抽象絵画、コラージュ、エッチング、彫刻、陶、大規模なインスタレー ションなど多種多様な媒体を介して、日本の高度経済成⻑によって大量に消費されたゴミや、 氾濫する情報社会への「恐怖感」や「不安感」を作品にしてきました。60 代後半からはその「恐怖感」を、落とすと粉々に割れてしまうエフェメラルな性質を持つ陶で表現し、三島のゴ ミに対する「危機感」をよりリアルに表現します。70 年以降は陶を用いて、空き缶や段ボール 箱、コミックブックなどの代表作を発表してきました。

艸居では、溶融スラグ*で制作した大型作品《Work2003 (Newspaper)》2を中に、作の 陶作品を展示いたします。《Work2003 (Newspaper)》は 2003 年に移転前の国立国際術館 (万博記念公園)で開催された「大芸術 クレイーク新世紀」展で外に展示された作 品です。2023 年には、岐阜県現代陶術館にて「三島喜美代 − 遊ぶ 見る りだ す」展で展示しましたが、コーシ・ギャラリーではの展示となります。

 

三島は作品をることに、クレス・オデバーグなどの影響はなかったといま す。

ただ面白いなとってやったというだです。それをすることによって、ちょ っとが通の大きさよりも少し大きくするが印が深いなといました。(中) ただ作ってみようとっただで。ただ、ていて、ああ面白いとったのをやってみたいだ で、初めから画性ないです。パッと面白いなとったで、それをやってみよう。 それを大きくすることによって、も違うし、やっぱいますよ同じサズも のでるのと、ッと大きくするのと。島でそうですど、ああいううに大きくする と、かまた意味があですど強烈面白いなとったです。

 

三島喜美代 (三島喜美代個展 1950年代から2021年まで、三島喜美代はる ンス・ウルリッヒ・オブ

リスト、京都、艸居、2021、103p.)

艸居アネックスでは、平面作品《モノローグシリーズ5点展示いたします。用を成した新 聞、LIFMagazine、その蚊帳布団などの身近なゴミ使ったコラージュなど、一良 られている平面作品とは趣向にする「体シリーズ」で、数点が初公開と なります。でもあ伴侶でもあった茂司の「ずっと続ていればいつか性として認められ るが来る」という言葉信じてひたすら制作に打ち込んできた三島。日本人女性という観 点からどのように社会を自身生活記録してきたか、たな視点で三島作品を紐解 く機会になれば幸いです。

本展に合わせて、艸居では3冊目となる「三島喜美代 展覧会図録」の刊行予定にしてりま す。品作品を含め、2023年4月1日に行われました片岡真実氏(術館館⻑)とのトークイ ベントのこしと、ンス・ウルリッヒ・オブリスト(アーティティック・ディレク ター、ペンタイン・ギャラリー)が三島とのインタヴィー後に「DAS MAGAZIN」に寄稿してくださった記事『「Horror und Humor」日本人アーティスト三島喜美代の作品に触れる - まさに一見の価値あり!』を収録。刊行に先立ちご予約を承っておりますので、info@gallery- sokyo.jpよりお申し込みいただけますと幸いです。

 

後に、2目のイベントとなる CAT(Collaboration Art Team)を 3 月 16 日()1- 4PM に艸居アネックスにて開催いたします。三島喜美代スタジ代表の上田準と制作チー フの吉田文雄氏をスペ・ゲストにお招きし、どと一に三島作品からす エネルギーやアを感じ取りながら、作品制作をする予定です。申しみは、 info@gallery-sokyo.jp までお願いいたします。定員 10名定員り。

*ゴミを 1400°Cの高温で焼成し出来たガラス状の粉末。

 

三島 喜美代

1932 年大まれ。三(大)と土岐(岐阜)にて制作をう。1954 年より展に出 展。1986-87 年ックフェラー奨学金によりューークに滞在なコレクションに は東京都現代美術館(東京)、術館(東京)、ポーラ美術館(神奈川)、京都国立近代美術館(京都)、京都市京ラ美術館(京都)、国立国際術館(大)、兵庫県立術館(兵 庫)、滋賀県立(滋賀)、岐阜県現代陶術館(岐阜)、国立芸館(石川)、ベ ネッアートイト島(香川)、フエンツァ術館(フエンツァ、エミリア=ロマ 、イタリア)、シゴ美術館(シゴ、イリイ、アメリ)、ボストン美術館(ボス トン、マサチュー、アメリ)、大(ドン、イギリス)、M+(香港)、 パリ市代美術館(パリ、フランス)、ポンピドゥンター(パリ、フランス)、クイー ンズランドアートギャラリー(クイーンズランドーストラリア)など多受賞歴 には展大(1961 年)、(1963 年)、第 9 回シェル美賞 (1965 年)、フエンツァ国際展ゴールドダル(1974 年)、第 11 回現代日本美展 (1975 年)、日本現代陶彫展'88 金賞(1988 年)、さいたま彫刻バラエティ ʻ96(1998 年)、第 1回現代日本彫刻展山県立術館⺠賞(2001 年)など。 201年にはトリ(イタリア)で開催された Artissima にて、Sardi per lʼArte Back to thFuture Prize 受賞年、芸術としては初めての第 5 回安藤忠雄文化受賞してい る。年は和 3 年度文化を始第 63 回芸術和 3 年度日本陶磁協会 賞金賞第 11 回(岐阜)をて続受賞し、内外でなるしている。

 

掲載用、写真の貸出などご質問がございましたら下記までご連絡頂けますと幸いです。

info@gallery-sokyo.jp / Tel: 075-746-4456

現代美術 艸居 〒605-0089 京都市東山区古門前通大和大路東入ル元町381-2