10月19日(土)より京都市京セラ美術館のザ・トライアングルにて「MIKADO2:ワニのためのフーガ」展を開催します。
MIKADO2は、山田周平、小池一馬、神馬啓佑の3人によるアーティスト・コレクティブ。山田の作品「ha, ha, ha」は、単にリピートするだけの平面作品や「明るい未来」と表示されたネオンサインなど、クールでダダ的な哄笑を誘うコンセプチュアルな表現が特徴です。小池は、文化人類学的な視点から各地の偶像をモチーフにし、オリジナルなトーテムや物語性の高い絵画作品を制作しています。神馬は、極めて個人的な体験と美術史を重ね合わせながら、独自の絵画表現を試みています。これら3人の作家による協働は、独特なグルーブ感を生み出し、現代的でハイブリッドな表現を実現しています。
MIKADO2は、芸術のフォーマットに「欠落」または「ズレ」を作り出し、そこに一見すると無意味な遊びのような制作行為とアティテュードを伴いながら彼らならではの芸術表現を試みています。彼らはそれを次のように言います。「それは水切りに使われ、川底に沈んでしまう石のようです。」
MIKADO2:ワニのためのフーガ
会期:2024年10月19日(土)-12月22日(日)
会場時間: 10:00 - 18:00
休館日:月曜日
会場:京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124