3月1日(土)より茨城県陶芸美術に開催される「コレクション展。新収蔵品展」に竹内紘三が参加いたします。茨城県陶芸美術館では、令和6年度に36作家(団体含む)による100件の作品を新たに収蔵しました。
「鉄釉陶器」の重要無形文化財保持者である原清の鉄釉馬文大壷をはじめ、古くからの窯業地である岐阜県の美濃一帯で活動する、堀俊郎、安藤千都勢、安藤工、林友加や新里明士らの多種多様な作品も含みます。また、和田的の初期から近年までの変遷が一望できる作品群や、澤谷由子のイッチンによる繊細な文様の表現、アメリカの作家アダム・シルヴァーマンの個性が際立つ焼締などをご覧いただけます。
茨城の作家では、小堤晶子の動物がモチーフの個性的な茶道具の他、戦前に活躍し、笠間の個人作家の先駆けとなった塙彰堂の多様な作品も収蔵しました。陶芸以外でも浅野榮一による緻密な江戸小紋の縞染め作品は、茨城の工芸作家の層の厚さを物語るものです。
これらの多彩な作品からなる新収蔵品展をお楽しみください。
会期: 2025年3月1日(土曜日)~2025年10月26日(日曜日):第1会場(第1展示室)
2025年3月1日(土曜日)~2025年7月13日(日曜日):第2会場(第2展示室)
会場:茨城県陶芸美術館 | 茨城県笠間市笠間2345番地(笠間芸術の森公園内)
1階第1展示室; 2階第2展示室
開館時間:9時30分~17時00分(入場は16時30分まで)
観覧料:一般360円(290円)/満70歳以上180円(140円)/高校生等290円(240円)/小中生180円(150円)