京都 2025年1月14日 ― 艸居(古門前)では、グループ展「ウィメン・オン・ファイア」を開催いたします。本展覧会では、自立して活動を広げる女性アーティストに焦点を当てます。シルヴィ・オーヴレ、篠田桃紅、津守愛香、三島喜美代、アネット・メサジェ、ミリアム・メチタ、クリスティン・モルギン、パエ・ホワイト(五十音順)など、今日の社会において既にキャリアを確立しているアーティストから、これまで過小評価され、見過ごされてきたアーティストで構成されています。彼女たちは、さまざまなバックグラウンドを持ち、社会的制約を受けながらも、常にエネルギーに満ち溢れ、革新的な表現方法と独自の視点で社会を見つめながら、制作に取り組んでいます。
特に日本人女性アーティストは、日本社会にジェンダー平等が確立されていないことから、他の先進国と比べ、世界の中でも活躍するのが非常に困難なことで知られています。
1913年(大正2年)に旧満州生まれた篠田桃紅は、「女の子は独立不可」という保守的な時代を生涯独身で生き抜いた作家です。5歳の時、父から書の手ほどきを受け、23歳で書道家として独立しますが、その独創的な文字は当時の書道界に受け入れられませんでした。戦後の1956年に、単身渡米。抽象表現主義の隆盛を目の当たりにし、文字の決まり事を離れた新しい墨の造形「水墨抽象画」に転じます。彼女の墨象には、その時々の心の形が限られた色彩と奔放な線で表現され、今でも多くの人を魅了し続けています。
1932年(昭和7年)に十三(大阪)で生まれた三島喜美代は、幼少時代をぬいぐるみやままごとをして遊ぶのではなく、顕微鏡で蜘蛛や蚕、トカゲなどの虫を観察して過ごしました。医師になることを夢見ながら、「フラスコで人が作れる」と母親に言ったことがきっかけで、母親が決めた結婚相手と結婚させられてしまいます。人に決められるのが嫌だった三島は、その後伴侶ともなった三島茂司に師事し、実験的なコラージュ作品に取り組みました。使用した材料の多くは、夫が使った後にゴミとなる新聞紙、雑誌、馬券などの印刷物でした。60年代後半からは、素材を陶芸に変え、大量に生み出されるゴミや氾濫する情報社会に埋没する恐怖感をより切実に表現しました。1985年に夫が他界し、一度は断念していたロックフェラー財団の奨学金を得て、1986年から87年まで1年間ニューヨークに滞在しました。アンディー・ワーホール、ロイ・リキテンスタインなどのポップアーティストと交流しますが、のちに三島は、自身の作品はポップアートではないと言及しています。そこには、三島がどのグルーブにも所属せず、ひたすら自身の表現を追い求めてきた強い姿勢が窺えます。シルクリーンで陶に転写される一見本当のゴミなのか、三島作品か分からない割れるゴミは、三島らしいユーモアに包まれながらも、三島が時代の流れと共に見つめていた鋭い視点が反映されています。
六古窯の一つである信楽で制作活動を広げる津守愛香は、陶芸で、身近な生き物や人を作ります。それらの多くは、神話やおとぎ話から題材が取られていますが、ただのお姫様のハッピーエンドの話というよりは、力強い自立した女の子や女性を感じさせます。一見、愛嬌があり親しみのある表情の中には、不思議で不可解な、神秘性のようなものを感じとることができます。近年はお嬢さんが幼い頃に描いていたドローイングからテーマをとった陶芸作品も制作し、高い評価を得ています。
クリスティン・モルギンはロサンゼルスを拠点に活動している作家です。未焼成の粘土を使用して、アメリカの子供なら誰でも読んだことのある絵本や、ドナルドダック、ヨーダ、ブラット・ピットなど、個人的または集団的な記憶を呼び起こすオブジェやアイコンを表した作品を制作しています。塗料、インク、グラファイト、マーカーを使い、風化し、使い古されてぼろぼろになった表面を作り出すことで、見る人のノスタルジーを誘います。本展では、昔の交際相手が作ってくれた、音楽ミックスが収録されているカッセトテープの《Be A Good Little Pirate (Cassette)》、《Untitled (Playing Cards)》からクィーンカードの2点、Salt Mary(2001)を展示いたします。
シルヴィ・オーヴレは絵画からキャリアをスタートさせ、その後、ファッションデザイン、彫刻、陶芸と表現の幅を広げてきました。2021年の艸居(京都)で開催した日本での初個展「野獣と箒」では、彼女が継続して取り組んでいる箒をモチーフとした作品やドローイングを中心に展示しました。「野獣と箒」は、日常的に使われている箒やオーヴレが日常生活を通して美しいと感じた身近な木々などの素材と陶芸を組み合わせ、ピノキオなどの紙芝居、コンメディア・デッラルテなどのキャラクターを引用するなど、オーヴレらしい知的でユーモア溢れる作品です。本展出品作品の一つである《Blue Apron Broom》にはアンティークのギンガムチェックのエプロンが使用されており、女性が専業主婦として家事を担っていた時代背景を言及しています。
ミリアム・メチタは、インスタレーションや謎めいたフォルムを制作する彫刻家です。犬、雄鹿、ノロ鹿、カモシカ、ウサギなど、彼女の獣舎の動物たちは、ディテールがなく、立体化されると開口部を失う。耳も目も口もなく、意図的に原型をとどめています。本展では、陶芸作品3点、目のない鳥たち《firebirds》、《before and after》と、《potatoe head》を展示いたします。
パエ・ホワイトは、アート、デザイン、工芸、建築を融合させ、さまざまな魅惑的な作品を生み出すマルチメディア・アーティストとして知られています。アレクサンダー・カルダーや西海岸の修道女シスター・コリータなど、さまざまなアーティストの影響を受けた彼女は、日常にある素材を、儚いオブジェやインスタレーションとして発表してきました。本展では、磁器に金釉が施されたポップコーン《Companion》を展示し、見慣れた出会いや普通のものをより深く見るよう鑑賞者に促すことで、平凡なものに新たな命を与えます。彼女の示唆に富んだ作品は、私たちが目にするものの形や機能の背後にある意味を、真に問うように導いてくれることでしょう。
権威に屈せず、文化の多様性の希求や、偏った女性視への疑問を制作の原動力とするアネット・メサジェ。1970年からは、布、刺繍、糸、編み物など、身近にある素材を用いて、創作活動を行ってきました。本展では、黒い布手袋の指先から無数の色鉛筆が突き出している《La Lune-crayon(Pencil Moon)》を展示し、幻想的でポエティックな月とは裏腹に、残酷さや人間の相反する複雑さを日常の視点から浮き彫りにします。
なお、本展は、アフガニスタンの若い女性たちの教育や就労を応援する非営利団体、EJAADの活動をサポートいたします。刺繍などアフガニスタンの伝統工芸の継承とともに、若い女性たちが生き生きと活躍できる場をつくることを目指します。
シルヴィ・オーヴレ
1974年パリ生まれ。現在、パリで制作。1993年モンペリエ芸術大学(フランス)卒業、1996年にシティ・アンド・ギルド・オブ・ロンドン・アートスクール(ロンドン、イギリス)にて学士を取得。主な個展に、2015年「Rings」ギャルリ・フランチェスカ・ピア(チューリッヒ、スイス);2016年「Johnʼs feet」チェンバレン・ビルディング、チナティ財団(テキサス、アメリカ);2019年「Les Cambuses」ギャラリ・ローラン・ゴダン(パリ、フランス);2020年「Aux foyers」モリー・サバタ、アルベール・グレーズ財団(サブロン、フランス);2021年「野獣と箒」艸居(京都);2022年「マーガレット」SOKYO ATSUMI(東京)などがある。主なグループ展には、2009年「Nouveau Festival」ザビエル・ドゥルー、パントゥール・パルレ(パリ、フランス);2017年「Medusa」パリ市立近代美術館(パリ、フランス);2018年「Citoyennes paradoxales」FRAC シャンパーニュ・アルデンヌ・コレクション、トー宮殿(ランス、フランス);2018年「Fire and Clay」ガゴシアン・ギャラリー(ジュネーヴ、スイス);2019年「La Musée」コミッショナー:アザド・アシフォヴィッチ、 ギャルリ・イタリアンヌ(パリ、フランス);2020年「All of Them Witches」ジェフリー・ダイチ・ギャラリー(カリフォルニア、アメリカ);2023年「エマイユと身体」銀座メゾンエルメス フォーラム (東京);2024年 「シルヴィとうめつ。おばけやしき?」艸居(京都) などがある。主なコレクションには、パリ市立近代美術館(パリ、フランス);Collection du Centre National des Arts Plastiques(パリ、フランス);総合文化センター「MÉCA」(ボルドー、フランス);Consortium Museum(ディジョン、フランス);FRAC Normandie Caen(カーン、フランス)などがある。
篠田 桃紅 (しのだ とうこう)
1913年中国の大連生まれ。2021年に108歳で逝去。幼少期から書道に親しみ、地元の書道の師に学びながら、日本の伝統的な書道に深い関心を持っていた。1940年代から現代アートとしての抽象書道を追求し、伝統的な書道の枠を超えて、抽象的な表現方法で感覚的な表現を確立。主な個展には 2010年「自然と書の詩」東京オペラシティアートギャラリー (東京);2014年「桃紅を聴くResonance:共鳴 / 桃紅の詩 Lyrical:詩(うた)」岐阜現代美術館 (岐阜);2022年 個展 東京オペラシティアートギャラリー (東京);2025年「桃紅の書 書は散なり」岐阜現代美術館 (岐阜) などがある。現在、作品はクレラー・ミュラー美術館 (ヘルダーラント、オランダ)、グッゲンハイム美術館 (ニューヨーク、アメリカ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク、アメリカ)、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、岐阜現代美術館など国内外数十ヵ所の美術館、また、アメリカ議会図書館(ワシントンD.C.、アメリカ)や京都迎賓館、皇居のお食堂など二十数ヵ所の公共施設に収蔵されている。
津守 愛香 (つもり あいこ)
1979年滋賀県生まれ。2002年京都市立芸術大学卒業。鉄分の多い土に下絵具を用いて彩色された陶芸作品は、素朴な味わいが特徴的。主な個展には 2022年「キラキラのあのコ」サボア・ヴィーブル (東京);2023年「ぎゃらくしー☆ハッピー」QUIET GALLERY (香港) ; 2024年「-Metaphor for Catharsis-」Gallery器館 (京都)などがある。主なグループ展には 2022年「-土に託されたきらめき- 子どもたちXアーティスト セラミックス最先端展」滋賀県立陶芸の森 陶芸館 (滋賀);2023年「陶芸の進行形」菊池寛実記念 智美術館(東京) ; 2024年「The Art Corridor 2024feat. Kila Cheung & Aico Tsumori」Porsche New Taipei (台湾) などがある。主な受賞歴に、2002年-03, 2005年-06 朝日陶芸展入選、2003年女流陶芸展新人賞、2006年土岐市織部の心作陶展銅賞、2007年長三賞陶芸ビエンナーレ奨励賞、2009年神戸ビエンナーレ現代陶芸展入選など。
三島 喜美代 (みしま きみよ)
1932 年大阪市生まれ。2024年に91歳で逝去。十三(大阪)と土岐(岐阜)にて制作を行った。1954 年より独立展に出展。1986-87 年ロックフェラー財団の奨学金によりニューヨークに滞在。近年の主な個展には、2017年「三島喜美代」艸居(京都);2020年 個展、SOKYO LISBON (リスボン・ポルトガル) ; 2021年「三島喜美代 個展 1950年代から2021年まで 」SOKYO ATSUMI (東京)、同年 個展 艸居アネックス (京都) ; 2023年「三島喜美代 個展」艸居、艸居アネックス(京都)、同年「三島喜美代- 遊ぶ 見つめる 創りだす」岐阜県現代陶芸美術館 (岐阜) ;2024年「三島喜美代―未来への記憶」練馬美術館 (東京)などがある。近年の主なグループ展には 2020年「2020年度第4回コレクション展:特集 三島喜美代」京都国立近代美術館(京都) ; 2021年「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力-世界の女性アーティスト16人」森美術館(東京)、同年「The Flames. The Age of Ceramics」パリ市立近代美術館(パリ・フランス); 2022年「The 10th Asia Pacific Triennial of Contemporary Art」クイーンズランド・アート・ギャラリー(ブリスベン・クイーンズランド・オーストラリア) など多数。主なコレクションに は東京都現代美術館(東京)、森美術館(東京)、ポーラ美術館(神奈川)、京都国立近代美術館(京都)、京都市京セラ美術館(京都)、国立国際美術館(大阪)、兵庫県立美術館(兵庫)、滋賀県立陶芸の森(滋賀)、岐阜県現代陶芸美術館(岐阜)、国立工芸館(石川)、ベネッセアートサイト直島(香川)、ファエンツァ陶芸美術館(ファエンツァ、エミリア=ロマ ーニャ、イタリア)、サンフランシスコ近代美術館(サンフランシスコ、アメリカ)、シカゴ美術館(シカゴ、イリノイ、アメリカ)、ボストン美術館(ボス トン、マサチューセッツ、アメリカ)、大英博物館(ロンドン、イギリス)、M+(香港)、 パリ市近代美術館(パリ、フランス)、ポンピドゥー・センター(パリ、フランス)、クイー ンズランド・アートギャラリー(クイーンズランド、オーストラリア)など多数。
アネット・メサジェ
1943年フランス・ベルク=シュル=メール生まれ。国立装飾美術学校在学中の1965年、写真コンテストで受賞し、南ヨーロッパ、香港、日本、インド、イスラエル、米国等を訪問。現在マラコフを拠点に活動。主な個展には、2022年 「Comme Si」リール・ヴィルヌーヴ=ダスク・アウトサイダーアート近現代美術館 (ヴィルヌーヴ=ダスク、フランス) ; 2023年「Disordered Desires」ARos (オーフス、デンマーク) ; 2024年「Desire Disorder」上海当代芸術博物館 (上海、中国) などがある。主なグループ展には、2021年「Arcimboldo Face to Face」ポンピドゥ・センター・メス (メッス、フランス) ; 2022年「The House Of Dust: Women's Work」MAMC Saint-Étienne (サンテティエンヌ、フランス) 、同年「Garmenting: Costume as Contemporary Art」ミュージアム オブ アーツ アンド デザイン (ニューヨーク、アメリカ) ; 2024年「Don’t Forget to Call Your Mother」メトロポリタン美術館 (ニューヨーク、アメリカ)などがある。2005年ヴェネツィア・ビエンナーレにおいて最優秀国家参加賞であるゴールデン・ライオン賞を受賞、2016年に第28回高松宮殿下記念世界文化賞(彫刻部門)を受賞。主なコレクションには、ポンピドゥー・センター(パリ、フランス)、パリ市立近代美術館(パリ、フランス)、近代美術館(MoMA)(ニューヨーク、アメリカ)、ル・ロックル美術館(ル・ロックル、スイス)など多数。
ミリアム・メチタ
1974年フランス、ストラスブール生まれ。1997年フランス、ストラスブール装飾芸術学校にてプラスチック表現の国家資格取得、1999年民俗学学位取得。ベルリンで20年間活動し、現在はノルマンディーのカーン市(フランス)にある美術学校で芸術教育実技クラスで教鞭をとる。主な個展には 2017年「Roses don't have heart, but my eyes will find yours」Greenaway Art Gallery(アデレード、オーストラリア); 2018年「Darkness with blue sky」Greenlease Gallery(カンザスシティー、アメリカ); 2019年「Je cherche les diamants dans la boue」 le Transpalette - Centre d'art (ブールジュ、フランス)などがある。主なグループ展に 2015年 「Voyage de Sublime」ArtNomad, パレ・ド・トーキョー, ENSAM Limoges, MAC Marseille, ベネチアビエンナーレ; 2017年「HERstory - Des Archives Féministes —」Maisons des Art(マラコフ、フランス) ; 2018年「Couleurs」セーヴル陶磁器美術館(セーヴル、フランス) ; 2019年「BUN」艸居 (京都)などがある。主なレジデンスに 2015年トライアングルアソシエーション・レジデンス (ポルトガル、リスボン);2017年 Nuit des idées, フランス大使館(ロサンゼルス、アメリカ); 2018年 セラミック・レジデンシー, BBK(ベルリン、ドイツ) などがある。主なコレクションには、サロモン財団コレクション(アンシー、フランス);バイエラー財団(ストラスブール、フランスおよびシュトゥットガルト、ドイツ);ストラスブール現代美術館(ストラスブール、フランス);セーヴル国立陶芸美術館(パリ、フランス)などがある。パブリックコレクションには、レ・アバトワール美術館(トゥールーズ、フランス); 南オーストラリア現代美術センター(アデレード、オーストラリア)などがある。
パエ・ホワイト
1963年アメリカのカリフォルニア州パサデナ市生まれ。現在ロサンゼルスを拠点に活動。スクリップス・カレッジ、スカウヒーガンのスカウヒーガン絵画彫刻学校、アート・センター・カレッジ・オブ・デザインにて美術学士、修士を取得。主な個展には 2011年「Restless Rainbow」シカゴ美術館 (シカゴ、アメリカ);2017年「Spacemanship」ザールランド美術館 (ザールランド、ドイツ);2019年「Beta Space : Pae White」サンホセ美術館 (センホセ、アメリカ);2024年 「manamalia」Galería Elvira González (マドリード、スペイン) などがある。主なグループ展には 2017年 「NGV Triennale」ビクトリア国立美術館 (メルボルン、オーストラリア);2019年「The Return of Guests: Selections from the PSA Collection」上海当代美術博物館 (上海、中国);2021年「Global Groove」フォルクヴァンク美術館 (エッセン、ドイツ);2023年「Ecstatic」アーマンド・ハマー美術館 (カリフォルニア、アメリカ);2024年「Prospect」サンディエゴ現代美術館 - ラホラ(カリフォルニア、アメリカ) などがある。主なコレクションには、ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)、テート・モダン(ロンドン、イギリス);ポンピドゥー・センター(パリ、フランス) ; サンディエゴ美術館 (カリフォルニア、アメリカ)など多数。
クリステン・モルギン
1968年アメリカ、ジョージア州ブランズウィック生まれ。現在はカリフォルニア州ロサンゼルスにて制作を行う。1993年にカリフォルニア州立大学イーストベイ校(カリフォルニア、アメリカ)にて美術学士取得、1997年にアルフレッド大学ニューヨークステート・カレッジ・オブ・セラミックス(ニューヨーク、アメリカ)にて美術修士を取得。近年の主な個展は 2016年「SO IT GOES」A-Bプロジェクツ、スクリプス大学(カリフォルニア、アメリカ)、同年「My Best to You, Little Girl – Boy」アンソニー・マイヤー・ファイン・アート(カリフォルニア、アメリカ); 2017年「There’s No Need to Fear」マーク・セルウィン・ファイン・アート(カリフォルニア、アメリカ) ;2019年「Jennifer Aniston’s Used Book Sale」フェリックス・アート・フェア(カリフォルニア、アメリカ);2022年「クリスティン・モルギン:21世紀作品 2001-2019」SOKYO ATSUMI (東京);同年、艸居、艸居アネックス(京都)など。主なグループ展には 2005年「Thing: New Sculpture from Los Angeles」ハマー美術館(カリフォルニア、アメリカ); 2007年「Unmonumental: The object in the 21st Century」ニューミュージアム(ニューヨーク、アメリカ) ; 2016年「Visions and Revisions: Renwick Invitational 2016」スミソニアン・アメリカ美術館(ワシントンD.C.、アメリカ);2017年「Interstitial」パサデナ・カリフォルニア美術館(カリフォルニア、アメリカ);2020年「Total Collapse: Clay in the Contemporary Past」アリゾナ州立大学美術館(アリゾナ、アメリカ);2021年「A Dead Reckoning: Navigating Contemporary Ceramics」ペンスコーラ美術館(フロリダ、アメリカ)など他多数。主なコレクション先にはサンフランシスコ近代美術館(カリフォルニア、アメリカ);スミソニアン・アメリカ美術館(ワシントンD.C.、アメリカ);ハマー美術館(カリフォルニア、アメリカ);ロサンゼルス・カウンティ美術館(カリフォルニア、アメリカ)などがある。